まず、ドキュメントを作るフォルダを作ります。 そして、そこでコマンドプロンプトを開いてください。 Windows8.1なら、SHIFTキーを押しながらフォルダを右クリックすると、「コマンドウィンドウをここで開く」というメニューが出ます。
そこで
> shpinx-quickstart
と入力します。
すると、ドキュメントの初期設定が始まります。
ドキュメントの初期設定が終わると、こういうファイルができあがってると思います。
そのまま、HTMLファイルを作ってみましょう。
> make html
そうすると、こういうHTMLファイルができあがります。
ドキュメントを作ってみましょう。
まず、index.rstがあるフォルダに、hello.rstというファイルを作ります。 このファイルに、文書の内容を書いていきます。
hello.rstに下記の内容を入力して、上書き保存します。
Get start!
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Hello, world.
そして、index.rstを開いて、下記のようにmaxdepthの下にhelloと書いてください。helloは行頭に書かずに、半角スペースを3つ入れてください。
Welcome to Start Sphinx's documentation!
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Contents:
.. toctree::
:maxdepth: 2
hello
そして、コマンドプロンプトで
> make html
としてHTMLファイルを作って、_build/html/index.htmlを開いてみると、下図のようになります。
helloというリンクを開くと下図のようになります。
このように、index.rstの中に書いてある
.. toctree::
:maxdepth: 2
というのは、目次を作るということを意味し、その下に
hello
と書くと、index.rstと同じフォルダにあるhello.rstというファイルを参照するという意味になります。 こうすることで、項目毎にファイルを分けて書くことができます。
それでは、日本語で書いてみましょう。 hello.rstの中身を下記のように変えて上書き保存します。
Get start!
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こんにちは
そして、コマンドプロンプトで
> make html
としてHTMLファイルを作ってみると、警告がたくさん表示されます。 そして、できあがった_build/html/hello.htmlを表示させると、下図のような読めない文字が表示されていないでしょうか。
これは、hello.rstの文字コードがSJISになっているために起きる現象です。 TeraPadなどの文字コードを指定して保存できるテキストエディタで、UTF-8(UTF-8Nを指定できる場合はUTF-8Nを指定する)で保存してください。 そして、もう一度
> make html
すると、_build/html/hello.htmlをブラウザで表示させると下図のように表示されます。
これは、WindowsとLinuxで日本語の扱い方が異なるために、Linux由来のツールで起きる現象です。